昭和生まれの世代であればどこか頭の片隅に残っていて、年齢的にも「難しいかな…」と思う頃合い。。
しかしこれ、今はもう昔の話なんです!
50歳でも60歳でも素晴らしい会社へ転職をしている世の中なんです!
”今” 動けずにいる、35歳以上のビジネスパーソンは自信を持って安心して転職活動に励んで欲しい!!
目次
『35歳、転職限界説』は嘘!?
下の表は、dodaさんより年代別の転職成功比率です。
注目は右側の黄色と赤!
転職成功者全体の1/4は35歳以上です!
若手に需要があるのは当たり前のことです!
しかし!上記の表を見て『35歳、転職限界説』を信じますか!?
(理由①) コロナ禍の反動需要
コロナによって、あらゆる業界とあらゆる事業が規模縮小を余儀なくされたのは周知の事実。。
それによって起こった人員整理による人材の流出
まだまだ感染者数もゼロには遠いですが、コロナとの付き合い方もだいぶ分かってくるにつれて、企業側も新たな人材を獲得する動きが活発になってきています!
(理由②) 若手人材よりも即戦力!
コロナ禍からの売上を戻すために、即戦力として貢献してくれる人材を求めている!
職種は幅広く、営業に始まり、良い人材を採用するための人事などにも影響しているようです。
(理由③) 働き方を選べるようになった
企業が人を選ぶだけでなく、人が企業を選ぶという選択肢が増えた!
給与はもちろんのこと、リモートワーク可否や労働時間、育休制度などなど、古き良き昔のように1つの企業に身を投じ、通勤ラッシュの電車に乗って朝から遅い時間まで頑張る働き方を多くのビジネスパーソンが見直すようになってます!
今より良い環境を求めるベテラン社会人が積極的に転職先を探しています。
(理由④)少子高齢化
働き手が減っているのは目を背けることの出来ない事実です。
新卒や第二新卒の若手だけを採用して、育てて、将来会社を背負って立つ人材に!は幻想になりつつあります。
働き方を選べるようになったにも繋がりますが、働き手の確保として需要があるんです。
『35歳、転職限界説』が言われるようになったワケ
そもそもなぜ、転職は35歳が限界と言われているか(いたか)知ってますか?
”定年60歳”
定年が60歳だった時代、仮に35歳で転職をすると定年まで25年しかない。。
「キャリアの形成に時間が足りない」との認識だったようです…
旧態依然の働き方は、「係長→課長→部長…」のように長い時間をかけて役職を積み上げていくスタイルですから、企業からすればより長く在籍できる若手が欲しかった。。
「〜34歳」が若手労働者
国(厚生労働省)が若手労働者を「〜34歳」としていることも理由です。
多くの企業が若手を採用したいのは事実。
今でも34歳以下の若手のみといった求人を見かけます。
年齢だけで判断されてしまう求人情報があるおかげで、「35歳以上の転職は厳しい」という認識が作られてしまった。
『35歳、転職限界説』は嘘!! 〜まとめ〜
35歳を区切りに転職は難しくなるという『35歳、転職限界説』はもう昔の話だということがわかったでしょう!
2020年にコロナが流行り世界が変わりました。
コロナがきっかけで現代人の見る目(認識)も変わらざるを得ない状況となりました。
転職市場もその一つで、コロナからの反動だからベテラン社会人の需要があるわけではなく、企業の成長や少子高齢化を考えれば年齢に関係なく多くの人材にチャンスが増えていることは自明の理です。
ベテラン社会人がこれからの日本を支えていかなければいけない世の中です。
40歳50歳が若いと言われる時代に突入しています!
35歳以上のビジネスパーソンの皆さん!何も諦める必要はありません!
誰もが自分の輝ける場所をこれからも探し続ければいいんです!
一緒に一歩踏み出しましょう!!
参考文献:東洋経済ONLINE