暗号資産

取引所を利用した仮想通貨購入!簡単・手数料も安い◎

仮想通貨を購入するには、各取引所で口座開設からスタートするわけですが、取引する場所にも「販売所」「取引所」が存在します。

初心者にとっては、分かりやすい方がイイ!


そうなると販売所での購入が多くなると思いますが・・・ちょっと待った!!!

取引所での購入にもメリットがたくさんあることを知り、どちらも選択できるようになりましょう!

最後まで読んでいただければ、意外すぎるほど簡単に取引所での購入ができることを理解してもらえます。

この記事のポイント

取引所で購入するメリットを知る!

② 「販売所」は取引通貨の種類は多いが大きなスプレッド(手数料)が存在する・
  「取引所」は手数料が安く済むが取引通貨の種類が少ない

③ 取引所はさまざまな注文方法があるが、まずは「成行注文」から始める

④ 少額から始める!

※ この記事ではビットコインでの取引を中心に話を進めていきます。

取引所で購入するメリット

取引所を利用するメリット

仮想通貨を購入するには、一般的に「販売所」と「取引所」の2箇所になります。

下記で適宜説明しますが、取引所によっては購入できる仮想通貨の種類が変わります。

販売所よりも取引所の方が選択肢が少ないところが多いです。


そうなると、自分が欲しい仮想通貨が取引できるところで口座開設することも重要です。

ポイントの一つとして、仮想通貨をどういった目的で購入するのかも大事になってきますよ!

「販売所」を利用した方がメリットのある人

販売所とは、私たち個人とCoincheckやbitFlyerなどの販売所と売買をします。

価格がほぼ決まっている

・成行取引のみ

・その瞬間での購入・売却が可能

取引所に比べて売買できる種類が多い

仮想通貨(暗号資産)の取引は24時間365日可能です。

株やFXと違って、常に大なり小なり価格が変動してますので、価格がほぼとしました。

他に、大きな特徴の一つとして取引通貨の種類の多さがあります。


Coincheck = 19種類 / bitFlyer = 21種類 / GMOコイン = 20種類

販売所が向いている人は・・・

◯ 初めて暗号資産を購入する人

◯ すぐに売却して利益を得るよりも長期的に持ち続けることが目的の人
 → 売買利益を目的にで投資する人は、手数料が少なくて済む取引所がオススメ!

◯ すぐに仮想通貨が欲しい人
 → ”今”欲しいNFTがある人は販売所でイーサリアム(ETH)を買う方が短時間で済んだりします。

取引所とは

取引所とは、取引所を仲介して個人同士が売買をします。

例えば欲しい金額で値を決めて購入依頼(注文)を出し、売りたい金額で売却依頼(注文)を出すのが取引所です。

・予算内で購入が可能(※ 指値注文の場合、必ず購入・売却ができるわけではない)

・成行/指値での取引が可能

取引に時間がかかる

販売所よりも選択できる仮想通貨の種類が少ない

取引所での売買は板情報を元に購入依頼・売却依頼(注文)を出し、マッチングすれば約定する形になります。

マッチングがうまくいかなければ希望価格での約定には時間がかかります。


Coincheck = 7種類 / bitFlyer = 1種類 / GMOコイン = 22種類(レバレッジ取引 = 5種類)

取引所が向いている人は・・・

◯ 手数料を安く済ませたい人

◯ 売却益を目的に取引をしている人
 → 販売所と比較して手数料が安くすむ!

◯ 時間に余裕を持って取引する人
 → マッチングに時間がかかる場合もあります。

手数料の違いを説明!

販売所で購入する際の購入手数料は基本0円の会社が多いです。

ここで言うのは、「手数料 = スプレッド」

スプレッド
出典:GMOコイン

この差額が大きいほど、購入した後の売却益を得ることが困難になります。

上のGMOコインを例にすると、なんと20万円弱が手数料となる形に!?

売却して利益を得るためには、0.05%以上の値上がりをしてくれなければ損失に。。

仮想通貨を購入する目的を明確にして取引することが大事という理由の一つです。

取引所の手数料は「メイカー/テイカー」で違う

取引所でかかる手数料は取引所や扱う通貨によって、違うので一概に言えません。

メイカーの方がテイカーより手数料が安くマッチングがしづらい、テイカーの方がメイカーより手数料は高くマッチングが早いのが特徴です。


メイカーになるには、普段からよく板情報を見ている玄人でないとかなり難しいです。。。

テイカーは簡単に約定できます!

テイカーとして成行注文するのがボクのオススメ!

◯ メイカー( 手数料はテイカーに比べて安い)
取引板にない価格で買い注文や売り注文を出す人(新たに市場に流動性をmakeする)


◯ テイカー(手数料 はメイカーより高い )
取引板にある価格で買い注文や売り注文を出す人(すでにある板から注文をtakeする)

取引所での購入は意外すぎるほど簡単だった「GMOコイン」

これが板情報
出典:GMOコイン

取引所でビットコインを買おうと思った時に、まず嫌になるのは価格がたくさん並ぶこの板情報というもの。。

これを見ただけで避けたくなる気持ちはよ〜くわかります。

しかし、ちょっと分かれば簡単です!!


今すぐにビットコインが欲しいわけではない人は、手数料も安く済むので取引所での購入してみましょう。

ビットコイン以外のコインが欲しいけど、せっかく口座開設した取引所では扱いがない場合もあるので、自分が利用する取引所を今一度確認してみましょう!

取引所で現物取引「GMOコイン」

GMOコイン現物取引
出典:GMOコイン

GMOコインの取引所では「現物取引」と「レバレッジ取引」が選択できます。

売買方法も「成行/指値/逆指値」が選択できますが、初心者は取引自体に慣れるまで成行注文だけで十分です。

  • 「現物取引」を選択
  • 通貨種類を選ぶ ”GMOコインは22種類”
  • 「成行/指値」注文を選択
  • BTCを持っていなければ「買い」、持っているBTCを売りたければ「売り」
  • 数量選択「0.0001 BTC以上」(※ 画像時間帯で392円以上)

取引所でレバレッジ取引「GMOコイン」

レベレッジ取引GMOコイン
出典:GMOコイン

レバレッジ取引になると、最小取引数量が0.01 BTC〜になります。

より多くの資金が必要になりますね。

  • 「レバレッジ取引」を選択
  • 通貨種類は ”5種”
  • 「成行/指値」を選択
  • 「売り/買い」を選択
  • 数量選択「0.01 BTC以上」(※ 現物取引時と変わります)
  • 売買方法を「指値」にした場合「指値/逆指値」の選択と注文レートの入力が必須
    ・ 注文レートは板情報をタップしても数値入力がされます。

※ レバレッジ取引になるので、ロスカットがあることにも要注意!!!

GMOコインの口座開設はここから

板情報の見方 → 約定する仕組み

板情報の見方
出典:GMOコイン

成行注文・指値注文のいずれも、どの価格で約定されるのかこの板情報が大事になります。

◯ 買い注文で0.1 BTCを成行で注文した場合の例

成行注文の場合、時間を待たずにマッチングされます。(もちろん売り注文がある場合)
青い枠が売り注文・赤い枠が買い注文になるので、BTCを買いたい場合は青枠の注文状況とその隣にある数量に注目します。
青枠の一番安い売り注文価格は 3,884,959円です。売りに出てる数量は0.01 BTC。
ということは0.1 BTCの注文のうち、0.01 BTC分が 3,884,959円で約定されます。

残り0.09 BTC
次は上の価格 3,884,960円に0.05 BTCの売り注文がありますので、0.05 BTC分が 3,884,960円で約定されます。

残り 0.04 BTC
その上に 3,884,999円に0.079 BTCの売り注文があります。
ここで残り0.4 BTC分が 3,884,999円で約定されます。

結果、0.1 BTCを購入した平均取得単価は 388,498円となります。

0.01 BTC = 3,884,959円

0.05 BTC = 3,884,960円

0.04 BTC = 3,884,999円

0.1 BTCの成行注文の平均取得単価は 388,498円

ヤバイ・・・頭パンクする。。

成行で注文するのは正直とても簡単ですが、投資をする以上はこの板情報の見方も最低限身につけて損をしない買い方・売り方を身につけましょう!

取引所を3つ紹介!【 GMOコイン・Coincheck・LINE BITMAX 】

仮想通貨を扱う販売所には取引所もあります。

しかし、販売所に比べて取引所の方が取引通貨の種類が少ないことが多いんです。

ビットコインはほとんどの取引所で売買可能ですが、NFT購入に必要なイーサリアムなど取引ができない場所もあります。

NFTを買いたい!なるべく安くETHを購入したい!などの購入目的がある場合は、取引所調査が必要ですね。

取引可能通貨22種&5種「GMOコイン」

GMOコイン
出典:GMOコイン

GMOコインでは「現物取引」と「レバレッジ取引」が選択可能です。

現物取引では22種類 / レバレッジ取引では5種類

最小注文数も現物取引とレバレッジ取引では変わってくるので要注意!

※ レバレッジ取引には現物取引に比べてリスクが高くなります。

※ さらにGMOコインには「暗号資産FX」取引も可能なので、暗号資産の購入をせずに取引だけを楽しむことも可能です。

・ビットコイン
・イーサリアム
・ビットコインキャッシュ
・ライトコイン
・リップル

取引可能通貨7種「Coincheck」

出典:Coincheck

Coincheckでは現物取引のみです。

CoincheckはUIがシンプルで見やすいので、初心者に◎!

・ビットコイン
・イーサリアムクラシック
・リスク
・モナコイン
・オーエムジー
・パレットトークン
・フィナンシェトークン

Coincheckの口座開設はここから

取引可能通貨はリンクのみ「LINE BITMAX」

LINE BITMAX
出典:LINE BITMAX

LINE BITMAXの取引所はLINEの独自通貨のリンクのみ売買可能です!

LINEを利用しているなら手軽に使える仮想通貨取引所になりますが、「LINE NFT」でNFTを購入したい人には取引所でのリンク売買はかなり有益です。

リンクの価格自体そこまで高くありませんが、最小注文数が 1LN(リンク)以上が必要になります。

0.1 LNから売買できれば使いたいなぁ。。

※ 「LINE NFT」は安いものなら300円くらいから購入可能です!

LINE BITMAXはスマホから開設

専門用語 〜これくらいは覚えておくべし〜

専門用語

投資活動において、仮想通貨取引だけではなく、株もFXにも下記の用語は使われます。

覚えておいて損はないので、よく聞く用語のご紹介です。

板(いた)

板情報の見方は上の項目でザックリご説明しました!

この表現の「板」は、元々株式市場の取引所で使われていた「板」という言葉から来ています。株式市場では、買い注文や売り注文が板に掲示され、取引を行う際に参考にされていました。仮想通貨市場でも同様に、買い注文や売り注文がオーダーブックとして掲示され、取引の参考にされます。

ChatGPTより

板の中心に気配値(けはいね)と呼ばれる取引価格が並んでおり、真ん中の価格が最終取引価格です。

より高く売りたい人は上の方の価格で売り注文を出し、より安く買いたい人は下の方の価格で買い注文を出します。

成行(なりゆき)

成行注文は価格の指定をせずに数量だけ指定し、購入する方法。

呼び方は「成行(なりゆき)」です。

指値・逆指値

こちらも注文方法の一種

「指値(さしね)」は、金額を指定し、注文予約を入れる売買方法です。

買い注文の場合 → 指定した金額を下回った時に買い注文が入ります。
売り注文の場合 → 指定した金額を上回った時に売り注文が入ります。

「逆指値(ぎゃくさしね)」は、ベースは指値注文と同じです。違う点は売買する位置です。

買い注文の場合 → 指定した金額を上回った時に、買い注文が入ります。
売り注文の場合 → 指定した金額を下回った時に、売り注文が入ります。

言葉で説明するのがホントに難しい。。。

チャートを見ると理解しやすいかも!!

※ 逆指値は、損切り注文を入れる際などによく使われます。(FXや株などでは常套手段です)

約定(やくじょう)

注文の売買が成約すること。

呼び方は「約定(やくじょう)」です。

レバレッジ

「レバレッジ取引」のことを指します。

証拠金を口座に納めることにより、その証拠金を担保に証拠金の数倍の取引が可能になる取引方法です。

仮想通貨の取引所では2倍が多いですが、外国為替(FX)などは25倍での取引が可能だったりします。

簡単に言うと、2倍レバレッジの場合100万円を預けたら200万円分の取引が可能になります!

仮想通貨の場合、特にボラティリティが高いためレバレッジ取引にはかなりのリスクが伴います。

取引所での仮想通貨購入がオススメ! 〜まとめ〜

取引所をオススメするポイント!

◯ 販売所と取引所があるが、取引所の方が手数料が安い!

◯ 注文するときは「成行注文」

◯ 口座開設するときは、欲しい通貨が売買できる取引所であることを事前に確認すべし!

板情報とか、指値だ逆指値だとさまざまな用語を登場させましたが、結論は上のポイント3つが重要です!

売買を経験してみて良し悪しが分かることも多いでしょう!

ボクのオススメは、まずは世界的に流通量も価格も高いビットコインを少額で買ってみる。

初めの一歩はCoincheckがオススメです!

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